1,300人で5,000本植樹、足尾の山に木が増えました。
4月21日(土)・22日(日)、第17回春の植樹デーを開催しました。今年の植樹地は銅親水公園向かいの山である戸四郎沢。メインの植樹地Aゾーンは、最上部611段の工事用階段横が植樹地。2日間の開催で、1日ずつ左岸と右岸を植樹しました。Aゾーンは無理!という方は下部のBゾーンで植樹しました。
参加者1,300人で5,000本の苗木を植えました。(21日(土):800人で3,000本・22日(日):500人で2,000本)天気予報では土曜日が晴れ、日曜日が雨でしたので、土曜日の参加が多かったようです。実際には両日くもり、日曜日もなんとかもちこたえ、植樹後の片付け頃に雨が降ってきました。植えられた苗木たちにとっては恵みの雨、最高の天気だったのではないでしょうか。
毎年、着実に足尾の山に木が増えています。参加されたみなさん本当にありがとうございました。また、たくさんの方々にご支援ご協力いただき無事に開催することができました。苗木や寄付のご提供、植樹地の整備や駐車場等のご配慮、見守ってくださる地域の方々、当日スタッフとしてお手伝いいただいたソニーケミカル&インフォメーションデバイス㈱、栃木県立日光明峰高校、ワタラセアートプロジェクトのみなさん、そして当会スタッフのみなさん…等など、ご支援ご協力いただいたすべての人に感謝します。
21日には、植樹地の管理者である国土交通省関東地方整備局渡良瀬川河川事務所の八木所長に、22日には、斎藤文夫日光市長にお越しいただきました。さらに、当会の顧問見習いである作家の横松心平さんにも、北海道からご家族連れ(お子さん5人!)でご参加いただきました。また、今年4月に発行した田中正造の生涯を描いた「岸辺に生う」の著者である水樹涼子さんも駆けつけてくれました。ありがとうございました。
また救護班として、森隊長を始め栃木県勤労者山岳連盟のみなさんにお手伝いいただきました。ねんざ、すり傷の軽いケガをされた方がいましたが、大きな事故もなく無事開催することができました。心強い山岳救助隊の方々に感謝いたします。「脱水に注意(スポーツ飲料などを持参すること)」と「あわてないで自分のペースで登ること」が大切とアドバイスいただきました。
開会式会場の銅親水公園にて、昨年10月に亡くなられた神山英昭前会長の慰霊植樹を行いました。立松和平さんの慰霊樹・顕彰碑の前あたりに植えました。樹種はユリノキ。公園樹や街路樹としてよく植えられる、背の高い木で、5~6月にチューリップのような花が咲きます。年々緑が増えていく植樹地を見守るように、大きく育ってほしいと願います。
他にも春の植樹デーの画像をたくさん掲載しました→こちらからどうぞ
参加されたみなさま、ありがとうございました。
足尾の山に緑を取り戻そうと始まった植樹活動も、17回目を迎えることになりました。今年も例年どおり、春の植樹デーを開催します。足尾の山に木を植えることで、原点ともいうべきこのことを今後も守り続けていきます。
たくさんのみなさまの参加をお待ちしています。
道路から近い植樹地もありますので、ご家族連れの方もぜひご参加ください。
行動スケジュール
●日 時 2012年4月21日(土)・22日(日) クリック→
ご都合の良い日にご参加ください。
●作 業 午前10時~午後1時
●集 合 午前9時30分 ※雨天決行
銅(あかがね)親水公園
※駐車場は、昨年と同じ足尾ダムゲートの先です。
○会員としてご協力いただける方は年会費の納入をお願いします。
○昼食どき、とん汁の用意があります。できれば「マイはし、マイおわん」をご持参ください。
○わたらせ渓谷鉄道ご利用の場合は、終点間藤駅(8:15着・9:32着)からの送迎をいたします。
○会場までの道は狭く住宅地です。徐行運転にご協力ください。
個人でご用意ください
●飲料水 軍手 雨具 昼食
用意できる人は持参してください
●シャベルなどの用意
育てる会でも用意しますが、数に限りがありますので、用意できる人はご持参ください。
○苗木を持参される方は、背負えるものを用意してください。
○荷物はリュックに入れて、両手はフリーの状態で登り降りしてください。
○ヘルメットをお持ちの方は着用してください。
◆植樹地等の大気中の放射線量測定を行いましたので、ご確認ください。
今年もたくさんの苗木をご提供いただきました。ありがとうございます!
苗木を提供いただいた方々
㈱エーエスエー栃木中央 様 650本
財団法人 三菱UFJ環境財団 様 3000本
財団法人 群馬銀行環境財団 様 1000本
東京都 大河内昭子 様 1000本
久川 正 様 100本
栃木県 NPO協会 様 2000本
栃木県企業局 様 2240本
埼玉県 大島金雄 様 150本
群馬県 石坂五郎 様 50本
とちぎコープ 様 (苗木代として寄付金をいただきました)749,660円(約2,500本分)
苗木の樹種
イタヤカエデ、イロハモミジ、ウワミズザクラ、エゴノキ、ガマズミ、カンボク、クヌギ、ケヤキ、コナラ、ナツツバキ、ハナミズキ、ミズナラ、ヤブデマリ、ヤマグリ、ヤマザクラ、ヤマツツジ、ヤマボウシ、ヤマモミジ ほか
慰霊植樹を行います
会の結成から先頭に立って活動されてきた神山英昭会長が、昨年10月1日に亡くなりました。植樹デーには神山会長を偲び、慰霊植樹を行います。みなさんもぜひご参加ください。
準備作業の手伝い募集!
●4月14日(土)・15日(日)に準備作業をします。
●9:30に大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場に集合してください。
●内容:提供いただいた苗木の整理がメインです。
交流会
●4月21日(土)午後6時より
●足尾町赤沢・ラポール
●会費 3,000円
お気軽にご参加ください。
協力機関・団体等
国土交通省 関東地方整備局 渡良瀬川河川事務所
林野庁 日光森林管理署
栃木県西環境森林事務所
日光市
古河機械金属㈱ 足尾事業所
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス㈱鹿沼事業所
栃木県立日光明峰高等学校
ワタラセアートプロジェクト
この活動は、日光市元気な森づくり推進事業、(社)関東建設弘済会の助成を受けています。
春の植樹デーにはご協力いただきありがとうございました。
1,300人の方にご参加いただき、5,000本の苗木を植えることができました。
さて、例年通り、夏の草刈デーを開催します。
植樹地では雑草が伸びに伸びて待っています。
暑い日の草刈は大変ですが、
体調を整えて皆様ぜひご参加お願いします!
◇日 時 2012年7月16日(月祝) 9:30~13:00(小雨実施)
◇集 合 足尾町松木地区 足尾砂防ダムゲート先駐車場
◇参 加 自由・無料・予約不要
◇個人持参 軍手・カマ・雨具・飲料・昼食
※草刈機をお持ちの方は、ご持参ください。
《7月の作業デー》
・7月14日(土)
・7月15日(日)
この日も草刈をする予定です。
詳細は草刈デーと同様(※集合地は大畑沢駐車場になります)
今年も足尾グリーンフォーラムを開催します。
植樹活動の「第2ステージ」に踏み出そうとしている現在、第1回グリーンフォーラムでパネラーを務めていただいた青木章彦教授を講師に迎え、今までの活動を振り返るとともに、今後の活動についての問題提起をお願いしました。
また、シンポジウムのほか会場となる銅親水公園におきまして、親子で楽しめるワークショップや模擬店、足尾出身のサックスプレイヤー中山ジミー氏によるミニコンサートも行います。
お仲間お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!
●開催:2012年8月19日(日)
足尾環境学習センター 及び 銅親水公園
〈午前の部〉
●ミニコンサート12:30~13:15
「緑の森をジャズに込めて」ジミー中山氏(足尾出身のサックスプレイヤー)
●親子で楽しむワークショップ 10:00~
・足尾の植物を使った草木染め …ワタラセアートプロジェクト
・木工クラフト「リュールシロフォン」楽器作り …NPO法人とちぎ環境未来基地
・足尾に生息するシカの頭数調査(糞粒法) …青木章彦教授
● 模擬店 11:00~
・手打ちそば・手作りパン・川魚の塩焼き・焼き鳥
・子ども福引き・ヨーヨーつり
●ラジコンヘリコプターが空中撮影
〈午後の部〉13:30~17:00
●開会式 13:30~13:45
●基調講演「植林ボランティアの新たな地平」 13:45~14:45
講師:青木章彦氏(作新学院大学女子短期大学部(幼児教育科)教授・わたらせ未来基金代表)
●シンポジウム「足尾における環境体験学習を考える」 15:00~17:00
コーディネータ:綱川榮氏 下野新聞社論説委員長
パネラー:・青木章彦氏(作新学院大学女子短期大学部(幼児教育科)教授・わたらせ未来基金代表)
・皆川俊平氏(日光市地域おこし協力隊・WATARASE Art Project代表)
・理事長 塚本竜也氏(NPO法人 トチギ環境未来基地)
・齋藤由美子氏(みらいへのまつり実行委員会事務局長・アップル保育園保育士)
コメンテーター:鈴木聡氏(NPO法人足尾に緑を育てる会会長)
紅葉の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年も、春の植樹デー、夏の草刈デー、足尾グリーンフォーラムと、無事に開催することができました。みなさま、ご支援ご協力ありがとうございました。
さて、今年も秋の観察デーを開催します。今回の観察地は、1996年より約10年間にわたり植樹をした「大畑沢緑の砂防ゾーン」(国土交通省管理地)です。2000年、2001年の植樹地である300階段をメインに観察する予定です。また、国土交通省により駐車場からの階段周辺の体験植樹ゾーンが整備されました。下草刈りや枝打ちがなされ、大きくなった木は支柱や鹿よけネットが取り外され、風通しがとても良くなりました。当会顧問でもある宇都宮大学の谷本丈夫名誉教授を招き、一緒に樹木を観察して回りたいと思います。
みなさま、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
寒さ厳しくなってまいります、あたたかい格好でお越しください。
◆日 時 2012年11月11日(日)10時より
※日光方面の道は混雑が予想されます。充分ご計画の上お越しください。
◆集 合 足尾町松木地区 大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場
◆内 容 ◇開 会 式 10:00~10:10
(予定) ◇植樹地の観察(秋野峯徳副会長) 10:10~10:50
◇樹木の観察(谷本丈夫名誉教授) 11:00~12:00
◇昼食・解散 12:00~
◆用 意 昼食・飲料・軽い山登りのできる服装・上着・雨具
◇あたたかい汁物を用意します。お楽しみに!
マイおわん・マイはしをご持参ください。
この日は、当会顧問見習いの横松心平さん(立松和平氏ご長男・作家)も参加予定です。
また、前日には、佐野市城北地区公民館におきまして「父・立松和平が見た田中正造」と題し、
横松心平さんの講演会が行われます。併せてご参加いかがでしょうか。
<講演問合せ>田中正造大学(坂原辰男) TEL・FAX 0283-23-2896 http://syozo-uni.net/info/
2012年7月27日、「苗木forいわき」プロジェクトのクロマツが足尾に届きました。このプロジェクトは、NPO法人トチギ環境未来基地とNPO法人いわきの森に親しむ会により行われています。
<プロジェクト概要>東日本大震災にともなう津波により、いわき市四倉~沼の内のクロマツの海岸林も大きな被害を受けました。美しい景観と、海岸林本来の機能を取り戻すために、クロマツを植林していく必要があります。しかし、膨大な苗木を必要とします。そこで、みなさまからの寄付を財源に苗木を購入し、市民の力で育て、植える「苗木 for いわき」プロジェクトをスタートします。
当会は、「育てる」ことで協力していきます。
わたしにもできることがある!
ご寄付3,000円で2本のクロマツを植林し、3年間保育・管理作業(下草刈りなど)を実施することができます。 詳しくはこちらから→http://naegi.jimdo.com/寄付のお願い/
2012年10月24日
スタッフの名前がつけられたクロマツ20本。
すくすく育ちますように。